BLACK&BLUE〜私を助けたヤクザ〜
今さらハヤトを愛していたかなんて問えないけど……。



あたしみたいな人間でも好きだと言ってくれる人がいることがすごく満たされた。



それも長くは続かなかったけど。





「早く写真を下さい」


「戻るならって言っただろ?」


「あたしは戻りません」


「そう、だったらキミと一緒にいる男に写真を見せるよ?いいんだね?」




大体、予測はしていたけど……。





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