BLACK&BLUE〜私を助けたヤクザ〜
店の外で話してたあたしたちの横をあのお客さんが通った。



あたしたちをジッと見ながら通ったけど、声をかけられる事はなかった。





「戻ってくるって約束してくれるまで帰らないからな!雪乃がいなくなったら俺はどうすればいいんだよ?」


「………ごめん、仕事に戻るから」






ハヤトの前を去ろうとしたら腕を捕まえられて阻止された。





「死んでもいいんだな?」


「へっ?」





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