メガネ男子が好き。




「こ、こ、こんにちはっ」


声が裏返る私が面白かったのか


彼は綺麗に

片方の口角をあげて笑った。






「か、会社、お疲れ様です」



「うん、ありがとう」




……


やばい



話すこと

思いつかない。





少しの沈黙。


それを破ったのは


つーちゃんだった




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