メガネ男子が好き。



何で。


何で彼が。


腕をひかれながら見た
彼の横顔は、

恐ろしく綺麗で




この時間が止まればいいのに、と思った。



夜の街。
barの前に二人で立つ私たちは

どんな関係に見えただろう。





彼は私の方を見て

困ったように
くしゃり、と笑った。





「大丈夫?」





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