音楽のある世界へ(仮題)
「おっ昨日さぼったな」
とか
「あれれ~ 辞めちゃったかと思た~」
などと、
クラスメイトから
軽くイヤミを言われつつ、
教室までたどり着く瞬。
「おい」
席につくなり、
三宅リョウが
怒ったような口調で声をかけてきた。
「メール、無視したな」
うわっ いきなりきた。
「すまん、昨日ずっと体調悪くてさ」
三宅は、瞬と同じ軽音楽部部員であり、
瞬たちのバンドのリーダーでもある。
「チッ、今日重要な話しがあるから
放課後部室に集まれよ、
ゼッテーさぼんな」
「こわっ、どうしたん」
「後で話すよ」
実質的にバンドの全権を握る男である。
身長176センチ、シュッとしたイケメンで
新入生歓迎会でライブをおこなった後は、
ラブレターが四桁の数ほども
届いたほどだという。
本当かよ。
とも思ったが、本人はそんなことに
大して興味ももっておらず、
普段はギターとベースの練習と
曲作りに没頭しているんだとか。
もしかして
ホモかな?
とも
思ったりするのだ。
まぁ、さすがにそれは無いだろう。
特定の彼女はいないみたいだし、
もったいない事この上ない話しだ。
とか
「あれれ~ 辞めちゃったかと思た~」
などと、
クラスメイトから
軽くイヤミを言われつつ、
教室までたどり着く瞬。
「おい」
席につくなり、
三宅リョウが
怒ったような口調で声をかけてきた。
「メール、無視したな」
うわっ いきなりきた。
「すまん、昨日ずっと体調悪くてさ」
三宅は、瞬と同じ軽音楽部部員であり、
瞬たちのバンドのリーダーでもある。
「チッ、今日重要な話しがあるから
放課後部室に集まれよ、
ゼッテーさぼんな」
「こわっ、どうしたん」
「後で話すよ」
実質的にバンドの全権を握る男である。
身長176センチ、シュッとしたイケメンで
新入生歓迎会でライブをおこなった後は、
ラブレターが四桁の数ほども
届いたほどだという。
本当かよ。
とも思ったが、本人はそんなことに
大して興味ももっておらず、
普段はギターとベースの練習と
曲作りに没頭しているんだとか。
もしかして
ホモかな?
とも
思ったりするのだ。
まぁ、さすがにそれは無いだろう。
特定の彼女はいないみたいだし、
もったいない事この上ない話しだ。