音楽のある世界へ(仮題)
とりとめのない会話
彼女の微笑み
高校生?
雰囲気からだけど、学生じゃないみたい。
身長は160センチくらいだけど、モデルかな
瞬は、
会話の中から彼女のプロフィールを推察した。
もちろん目の前にいるのだから、
ダイレクトに質問することもできるはずだけれど、
それをした瞬間に夢から醒める気がして、
できなかった。
「カラオケとかよく行く?」
「え、カラオケ?」
「そう、カラオケ」
「んー カラオケとかしたことない」
「マジで」
「うん」
「生まれてから一度も?」
「そうだね、たぶん」
「そうなんだ」
いまどき
カラオケに行ったこと無いなんて……
お嬢様なのかな?
勝手に想像してみる。
「あのさ、
カラオケって、歌をうたう場所だよね」
「そうだよ」
「おじさんばっかりいるところ?」
「いや、そういうんじゃなくてさ
カラオケボックスっつって、個室になってるよ」
「あぁ そうなんだ
ごめんあまりよく知らなくて」
「いや、いいんだけどw」
「行ってみたいかも」
アールグレイテイーのお代わりは頼まず
瞬は彼女をカラオケボックスへと誘なう。
「へー、東京のカラオケボックスっ
て大きいんだね~」
そうか、
彼女はどこか地方から出てきたばかりなのかな。
彼女の微笑み
高校生?
雰囲気からだけど、学生じゃないみたい。
身長は160センチくらいだけど、モデルかな
瞬は、
会話の中から彼女のプロフィールを推察した。
もちろん目の前にいるのだから、
ダイレクトに質問することもできるはずだけれど、
それをした瞬間に夢から醒める気がして、
できなかった。
「カラオケとかよく行く?」
「え、カラオケ?」
「そう、カラオケ」
「んー カラオケとかしたことない」
「マジで」
「うん」
「生まれてから一度も?」
「そうだね、たぶん」
「そうなんだ」
いまどき
カラオケに行ったこと無いなんて……
お嬢様なのかな?
勝手に想像してみる。
「あのさ、
カラオケって、歌をうたう場所だよね」
「そうだよ」
「おじさんばっかりいるところ?」
「いや、そういうんじゃなくてさ
カラオケボックスっつって、個室になってるよ」
「あぁ そうなんだ
ごめんあまりよく知らなくて」
「いや、いいんだけどw」
「行ってみたいかも」
アールグレイテイーのお代わりは頼まず
瞬は彼女をカラオケボックスへと誘なう。
「へー、東京のカラオケボックスっ
て大きいんだね~」
そうか、
彼女はどこか地方から出てきたばかりなのかな。