その先へ
第9歩
SAMURAIに入ると、ハイテンションなユーヘイが僕らに気付いた。
「おっ!!ジュン!!…ってタキ!?お前いつの間に外に!?」
「さっき外出てくるってお前に伝えただろ!?」
呆れ顔でタキが言うと、
「あっ!!そうだったな、忘れてた忘れてた!!」
と、何かを思い出したのか僕の方をチラチラ見ながらギコちない感じで言った。
「ジュン!!こっちこっち!!ジュンはアタシの隣だよ」
カンちゃんに促されるまま席に着いた。
僕の左にはカンちゃん、その左にタキ。
対面には向かって右からフミナ、ユーヘイ、カノンがいる。
《カノン…》
昼間の出来事を思い出すと、カノンの顔をまともに見られなかった。
「おっ!!ジュン!!…ってタキ!?お前いつの間に外に!?」
「さっき外出てくるってお前に伝えただろ!?」
呆れ顔でタキが言うと、
「あっ!!そうだったな、忘れてた忘れてた!!」
と、何かを思い出したのか僕の方をチラチラ見ながらギコちない感じで言った。
「ジュン!!こっちこっち!!ジュンはアタシの隣だよ」
カンちゃんに促されるまま席に着いた。
僕の左にはカンちゃん、その左にタキ。
対面には向かって右からフミナ、ユーヘイ、カノンがいる。
《カノン…》
昼間の出来事を思い出すと、カノンの顔をまともに見られなかった。