その先へ
「じゃあジュンも来たことだし、もう一回乾杯しようよ」
フミナがユーヘイに声を掛けると、
「そうだな、じゃあジュン、とりあえずそのグラス持て!!…それでは、もう一年間よろしくという意味を込めて…乾杯!!」
『乾杯!!』
最初の乾杯に参加していないせいか、みんなが次々に僕の持っているグラスに自分のグラスを当てていく。
カノンが笑顔で
「乾杯」
と言ってきたのに対し僕は少し俯き、
「かっ乾杯」
と返した。何とも下手くそなものである。
話が変わり、ユーヘイが僕に話掛けてきた。
「ところで、ジュンは進路どうするの?」
「えっ!?進路!?」
「俺たちもう3年だぜ!?どうするのか決まってるんだろ!?もったいぶらず教えろって!!」
フミナがユーヘイに声を掛けると、
「そうだな、じゃあジュン、とりあえずそのグラス持て!!…それでは、もう一年間よろしくという意味を込めて…乾杯!!」
『乾杯!!』
最初の乾杯に参加していないせいか、みんなが次々に僕の持っているグラスに自分のグラスを当てていく。
カノンが笑顔で
「乾杯」
と言ってきたのに対し僕は少し俯き、
「かっ乾杯」
と返した。何とも下手くそなものである。
話が変わり、ユーヘイが僕に話掛けてきた。
「ところで、ジュンは進路どうするの?」
「えっ!?進路!?」
「俺たちもう3年だぜ!?どうするのか決まってるんだろ!?もったいぶらず教えろって!!」