その先へ
「そうなんだ…みんな夢あってすごいなぁ…」
僕に言えるやっとの言葉だった。
するとタキが、
「そんなに焦る必要ないって。俺だってとりあえず大学ってだけで夢とかないし」
とフォローしてくれた。心が少し軽くなった気がした。
「そうそう!!じゃあアタシ決めてあげる!!……お笑い芸人は?」
「面白いことなんて言えないよ」
カンちゃんのアイディアを却下すると、ユーヘイもその話に乗ってきた。
「下駄職人…?」
「ユーヘイ…自分と下駄になんの関係が…」
「ない!!適当!!」
「だよな〜…」
呆れてる僕の顔が面白かったのか、カノンとタキが笑い出した。
フミナが閃いたのか、
「このSAMURAI乗っ取っちゃうのは?それならみんな卒業しても集まりやすくない?」
僕以外は妙に納得している。むしろ僕の意見も聞かずその方向で話が進み始めている。
その時、ユーヘイの後ろから、
「そう簡単には渡せねぇなぁ〜」
と、割り込んできた男性が。
僕に言えるやっとの言葉だった。
するとタキが、
「そんなに焦る必要ないって。俺だってとりあえず大学ってだけで夢とかないし」
とフォローしてくれた。心が少し軽くなった気がした。
「そうそう!!じゃあアタシ決めてあげる!!……お笑い芸人は?」
「面白いことなんて言えないよ」
カンちゃんのアイディアを却下すると、ユーヘイもその話に乗ってきた。
「下駄職人…?」
「ユーヘイ…自分と下駄になんの関係が…」
「ない!!適当!!」
「だよな〜…」
呆れてる僕の顔が面白かったのか、カノンとタキが笑い出した。
フミナが閃いたのか、
「このSAMURAI乗っ取っちゃうのは?それならみんな卒業しても集まりやすくない?」
僕以外は妙に納得している。むしろ僕の意見も聞かずその方向で話が進み始めている。
その時、ユーヘイの後ろから、
「そう簡単には渡せねぇなぁ〜」
と、割り込んできた男性が。