その先へ
第2歩
部活前、いつものように非常階段に座っているとカノンがやって来た。
「ジュン。先にいたんだ」
「まぁね」
カノンはいつものように隣に腰掛けた。
「そういえば。知らなかったよ、カノンが絶叫系好きだって」
「ん?私苦手だよ〜」
カノンはあっさり否定した。僕は少し驚き、
「え!?じゃあ何で遊園地って提案したの?」
と尋ねた。するとカノンはニコッと笑い、鞄からチラシを取り出した。
「それさっきのチラシでしょ?だからカノンが絶叫系好きだって思ったんだよ」
「そっちじゃなくて、こっち!!」
そう言ってカノンはチラシの右隅を指差した。
「ジュン。先にいたんだ」
「まぁね」
カノンはいつものように隣に腰掛けた。
「そういえば。知らなかったよ、カノンが絶叫系好きだって」
「ん?私苦手だよ〜」
カノンはあっさり否定した。僕は少し驚き、
「え!?じゃあ何で遊園地って提案したの?」
と尋ねた。するとカノンはニコッと笑い、鞄からチラシを取り出した。
「それさっきのチラシでしょ?だからカノンが絶叫系好きだって思ったんだよ」
「そっちじゃなくて、こっち!!」
そう言ってカノンはチラシの右隅を指差した。