その先へ
「ジュンは占ってもらったことあるの?」
「ないけど…」
「じゃあそうやって否定するのはよくないよ!!一緒に占ってもらおうよ!!」
「んー…。でも占って欲しいことなんてないしなぁ…」
「何でもいいんだよ。自分の性格とか、将来のこと、健康だっていいんだし。あ!!もちろん恋愛もね!!」
「恋愛!?」
「そうだよ…ってあれ?やっぱり好きな人いるんでしょ!?」
「そっ…そうじゃなくて…カノンは何を占うの!?」
「女の子が占ってもらうっていったらやっぱり恋愛が多いんじゃない?」
少し遠回しな表現をしたカノンは僕を見ながらニコッと笑った。急に恥ずかしくなり、
「まぁ、考えとくわ。じゃあそろそろ行くから」
そう言って武道場へ向かった。
カノンが占ってもらって、もし付き合う見込みがあるなんて言われたら、告白するのかな。
もしそのまま付き合ったら…。
嫌だな…。
「ないけど…」
「じゃあそうやって否定するのはよくないよ!!一緒に占ってもらおうよ!!」
「んー…。でも占って欲しいことなんてないしなぁ…」
「何でもいいんだよ。自分の性格とか、将来のこと、健康だっていいんだし。あ!!もちろん恋愛もね!!」
「恋愛!?」
「そうだよ…ってあれ?やっぱり好きな人いるんでしょ!?」
「そっ…そうじゃなくて…カノンは何を占うの!?」
「女の子が占ってもらうっていったらやっぱり恋愛が多いんじゃない?」
少し遠回しな表現をしたカノンは僕を見ながらニコッと笑った。急に恥ずかしくなり、
「まぁ、考えとくわ。じゃあそろそろ行くから」
そう言って武道場へ向かった。
カノンが占ってもらって、もし付き合う見込みがあるなんて言われたら、告白するのかな。
もしそのまま付き合ったら…。
嫌だな…。