大嫌い
「朱莉。アリガト・・ごめんね?」
「なんでりーちゃんが謝るの!私があんなとこにボール飛ばさなければ・・」
「ううん。助けに来てくれてありがとう。」
・・と、喋ってると・・
「あれ~。さっきの子じゃん。」
あっ。さっき朱莉をナンパしてた奴ら。
「ねぇ。遊ぼうよ~」
「・・・」
朱莉・・涙目?
「・・スミマセン。今ガールズトーク中なんで。」
私がきっぱりいった。恋話してないけど。
「いいじゃん。ガールズトークなんていつでもできるし。」
ちっうるせぇなぁ。
私が喋ろうとした瞬間朱莉が・・
「うるせぇんだよ。うせろ。」
こっ怖・・
朱莉の顔はめちゃくちゃ怖くて・・(普段は可愛いんだよ?)
ヤクザもビビるくらい・・
こいつ等はふつうの男等。
だから当然
「・・そ・・そっか。ま・・また今度ね?・・」

「怖~。」

最後の「怖~」聞こえてるよ。


・・「あ、かり?」

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