大嫌い
真実
「おはよう」

・・・朱莉。

「・・おはよ」

・・・沈黙かよ。

「今日の放課後はなしたいんだけど、いいかな?」

「わかった。」

今日は教室が騒がしい・・

当たり前か。いつも一緒にいたのに今日は別々にいるからね。

「朱莉~。どうしたの?李衣亜さんとケンカしたの?」

「ううん。・・・」

朱莉の周りにはたくさんの女子が・・・

私には誰もいない。まぁ私が金髪だからって事もあると思うし。

近寄り難いらしい・・・ 金髪だから先輩にはチェックされてるんだけどね。

「ねぇ、ちょっときてくれる?」

ほら、また呼び出しだよ。

連れて来られたのは・・・ひとけの無い裏庭。はぁー

「金髪で目立ちたいと思ってんの?」

別に思ってないけど?

「おい!なんか言えよ。」

と、女の人のビンタをくらう寸前で・・・

「先生~!ここです。きてください!!!!!!!」

「やばっ。行くよ。」

・・・朱莉、なんできたの?
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