はつこいⅡ
家についてから、私は自分の家じゃなく氷河の家に行った

お母さんに何て言えばいいかわからなかったし、氷河の部屋ってすごく落ち着く


「大丈夫か?」

氷河が心配そうに聞いてくる

「大丈夫だよ、もう落ち着いたから」

「そっか、よかった…」

氷河は安心したように言った

「ごめんね、心配かけて」

「ううん、凪桜のせいじゃないし謝る必要ない
俺の方こそごめんな…」

氷河が謝ることでもない

「氷河が謝ることでもないよ」

私が少し笑って言うと氷河も少し笑いながら「そうだな」と言った









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