ヒミツの関係☆上司は幼なじみ!?
「んっ」
少し首を傾け、角度を調節する。
唇というパーツを、隙間なく組み合わすことができる角度を探すように。
エイトのその舌が、あたしの唇を這う。
少しだけ。
少しだけ。
「……ん、はぁ」
エイトの唇が離れるたび、エイトの吐息がかかる。
エイトはノックするようにあたしの唇を、舌でこじ開ける。
「はぁっ」
息が、少し苦しい。
エイトの息も少し荒い。
恥ずかしいよ。
こんなところで。
誰か来たら……。
舌が奥へ入ってこようとしていたその時、