ヒミツの関係☆上司は幼なじみ!?
2章 昼間のオシゴト
「神崎さん? 神崎さん?」
あ!
やばい。
ウトウトしてた。
暇すぎて……。
「これ、コピーしておいてね」
部長が大量のコピー依頼を出してきた。
暇なときは暇だけど、忙しい時はめちゃ忙しくて波が半端ない。
「あ。はい」
会社では『神崎さん』、キャバクラでは『蝶子』。
『苺』と呼ぶのは数少ない友達と、お母さんしかいないな。
それとあのストーカー予備軍。
いかんいかん。
また思い出してしまった。