ヒミツの関係☆上司は幼なじみ!?
「エ、エイトなに!!!!」
そのまま手を掴まれ、あたしは上半身だけ車内に入る形になった。
「あたたた、痛いよ!」
エイトは掴んだあたしの手の甲にキスを一つ落とす。
「苺、好きだよ」
はぁああああああーーーーっ!?
やばい。
多分、あたし耳まで真っ赤だ。
そして、耳元で囁いた。
『またね』
って。
あたしは恥ずかしさで、エイトの手を振りほどき車から離れた。
「何してくれるの!!!」
えへへーって笑いながら、エイトは手を振り車を出した。