じかんの代償
早いもので、気付けば姪っこは1歳になっていた。
大好きなくまのプーさんのぬいぐるみをいつも大事に抱き抱えながら、「ミャミャミャミャ(^^)」と言いながら、少しよちよち歩きでママである澄華さんについてまわった。

あの日…澄華さんと姪っこは近所のママ友達3人と友達の子供達と近所の公園に遊びに来ていた。
子供達はボール遊びをしていた。
ママ達は、その近くで井戸端会議をしていた。
ボールが道路に転がり、ママ友達の息子さんの奏多くんが取りに道路に出た。
………車が猛スピードで近付いて来た…
「危ない!!!!」と澄華さんが道路に飛び出し彼をかばった………



………ドーンと物凄い音が、辺りに響き渡った………

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