年下彼氏。

一瞬これが入試っていうことも忘れていた。

だって。

凜香ちゃん、好きだもんね。

宇宙とか星。

……って俺、どんだけ凜香ちゃんにベタ惚れなんだ!?

……あ゙!!
テスト、テスト!!

俺はまたシャーペンをはしらせた。


『はい。やめ!!
答案用紙を回収したら呼ぶからそれまでは廊下で待機してて下さい。』

担当の先生の言葉に受験生は速やかに廊下に出た。



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