年下彼氏。

電車に乗り最寄り駅で降り早足で歩く。

そして……。

俺は凜香ちゃん家のインターホンを押した。

インターホンごしから凜香ちゃんのお母さんと思われる女性の声がした。

『はい』

「桐谷と言います。凜香ちゃんはいますか?」

『いますよ』

「あの、会わせていただいてもよろしいでしょうか?」

『どーぞ☆…早く仲直り出来るといいわね』

家の扉が開き凜香ちゃんのお母さんが出てきて俺にそう言った。


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