サヨナラのその日までそばにいさせて。



太陽の光が反射して、川はキラキラと光を放っていた。


私の声、聞こえてなかったのかな…?



「…咲希」


「なに?」


ドキンと心臓が鳴る。



何、言われるんだろう…。


変なこと言うんじゃなかった…と後悔し始める。



「咲希のしたいことって何?」


「…したい、こと?」


予想外の質問にちょっと拍子抜けする。



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