サヨナラのその日までそばにいさせて。
それから高良くんに診察と説教をされ、物凄く心配させたと反省する。
そして両親…。
「どうして心配かけることばかりするの!?」
「ごめん…」
「太陽が自由にしたいのはそれでも構わない。でも…約束、したよね?」
「………あぁ」
「今度、今回のようなことがあったらどうするか」
「………」
「太陽。お母さんたちのお願いも聞いて?ね?」
目を腫らし懇願するかのような母親の姿に何も言い返すことが出来なかった。