サヨナラのその日までそばにいさせて。



予定ってなんだろ?


それより…。



「送ってくれなくても大丈夫だよ?」


玄関で靴を履きながら、空良を見る。



「いいの。俺が送りたいだけだから」


ふって笑い玄関を出ていく空良を慌てて追い掛ける。



外は暗く空には星が浮かび始めていた。



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