サヨナラのその日までそばにいさせて。
第13章
新学期
季節は春。
桜も散り、木々は青く変わり始めている。
そして、アキが戻ってから二ヶ月が経っていた。
空良もアキが突然姿を消したことにはびっくりしていた。
「立石くんがいたのが嘘みたいだね」
新学期を迎え高校三年生になった私達。
クラスは持ち上がりの為、空良や未来ちゃんとまた一年間を過ごすことになる。
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