サヨナラのその日までそばにいさせて。
「どうしよー!挨拶しちゃった!あ〜…格好いいよ〜」
未来ちゃん崩壊。
「…未来ちゃん、落ち着いて!深呼吸して、深呼吸」
スーハーと呼吸を整え、元の未来ちゃんに戻る。
「咲希ちゃん、よく高峰くんといられるね」
「どうゆう意味?」
「あんな綺麗な顔といたら緊張しない!?」
「んー…別に。昔から一緒にいるから気にしたことないかな〜…」
そう言うと、「そうゆうもん?」と納得しない表情をした。
確かに綺麗な顔立ちだとは思うけど、緊張っていうのはしたことがない。