サヨナラのその日までそばにいさせて。
不機嫌な理由-太陽side
「大丈夫?」
「…はい、薬飲んだんで」
ベッドで寝ている俺の顔色を窺うふくちゃん。
あれから一時間程ぐっすり眠ってしまっていた。
「何してこうなったの?」
「たまにあるんです…。こうゆう発作…」
そうゆうとふくちゃんは「もう少し安静にしてなさい」と言って仕事に戻った。
はぁ〜、自分の体が嫌になる。
溜め息を吐き布団を被りなおす。
午後からは今週末にある体育祭の予行練習。
帰ろかな…。
そう決めると昼休み、教室に戻り俺は帰る支度をし始めた。