君-あたしの大切な人-
その日のお昼休み、あたしは柚季と一緒にご飯を食べていた
"柚季に上原春樹のこと相談してみようかな…"
「…あのさ…柚「あっ!!上原くんだ!!」
びくっ!!!!
その名前につい反応してしまう
「美綺、あれ見てよ」
「えっ…??」
振り返るとたくさんの女の子に囲まれている上原春樹の姿が目に入った
「上原くん嫌じゃないのかな…」
「えっ??」
「だってさぁ、毎日毎日女の子に囲まれてるんだよ??しかも、あいつ見てみ?」
「……………………」