君-あたしの大切な人-


着替えて教室に入ろうとした時、教室にいた男子の声が聞こえてきた




「一之瀬、やっぱり可愛いな」

「上原、あそこで抱きしめるなんて羨ましすぎる」

「俺…告白するかな…」




……どうしよ…入れない




「一之瀬さん。」


振り返ると上原春樹がいた



「上原くん…」



「ちょっと来て」

ぐいっ



そう言われて上原春樹に腕を引っ張られる





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