Blue Eyes princess~藍色の瞳の猫~
《分かりました。集合は今菊梨がしてくれているので倉庫には10分から15分くらいで行けると思います》
「悪いな、お前らも学校だったのに…」
《気にしないでください、ではまた》
霧紅との電話を終えた雪。
そして、グラウンドにチームの奴らが揃っていることを確認する。
「突然集まってもらってすまない。いろいろ聞きたいことはあると思うが、今は何も聞かずに倉庫に向かってほしい、話は倉庫で話す」
雪のその言葉に皆が一斉に動き出した。
全員が出るのを見届けてから龍王の方に向き直ると・・・。
「あとは頼んだぞ」
そう言い残して、学校を後にした。