Blue Eyes princess~藍色の瞳の猫~
こいつは、バカなのか・・・?
バカなんだろうな
こんな状況でこんなこと言うやつは頭がちょっとおかしい。
「あんた、頭大丈夫?」
こんな状況で冷静にいええる自分がすごいと思った。
私の言葉を聞いた黒崎は――――――――。
「あははははっ」
黒崎が腹をかかえて爆笑していた。
「お前みたいな女は初めてだ、ますます気に入った。あいつらにはもったいねぇ」
困惑気味になりながらも、警戒はとかなかった。
心配事がもう一つ・・・。
それは正体がばれないかということ・・・。
多分もうすぐ雪たちがくるだろう。
その時に、へましなければばれることはないが、へますれば私が藍猫だということがばれる。
そうなれば、いろんなとこからなめられて攻撃を受けることになる。
それだけは避けたいが・・・、最悪の場合仕方がない。
それに黒崎はなにしでかすかわからないという噂がある。