ご主人様はお医者様

グッと拳を握りしめた時、背後からポンと肩を叩かれた。


振り返ると、キラキラ笑顔の男の人が立っていた。


白衣を着ているけどDrじゃない。


訝しげに見つめる私にも笑顔を崩さない。


何者っ!?


名札を見ると【看護師・沢木隼人】と書かれていた。



「あのぉ……」


「僕?君の指導係。よろしくね!!」





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