ご主人様はお医者様


「麗…平賀先生には、医学部時代からお世話になっているし……仕事上一緒にいるのは仕方ないだろう」



「仕方ない!?腰に手を回したりとか、仕事と関係ないじゃん!!」



「……小春だって、沢木君と楽しそうにしたじゃないか」



「楽しそうなんかじゃないもんっ!今日は初めてで必死で……」




必死で頑張ろうって思って……なのに――…





「……泣くぐらいなら、元の病院へ戻れ」





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