ご主人様はお医者様
*仮眠室で・・・
“ピピピピピ・・・”
携帯のアラームが鳴り響き、カーテンの隙間からは朝日が差し込む。
「う……ん、もう朝?」
あれから私は……、
3時過ぎまで先生を待っていて、リビングで寝てしまったみたい。
帰って来ないと思いつつも、やっぱり待っていたかった。
食事もしていないし、夜中に帰ってきたら温かい飲み物だけでも作ってあげようと思って。
でも、結局帰らなかったみたいだ。