ご主人様はお医者様
そんなことを考えながら、少しおかずを作り足して2段重ねのお弁当を作った。
時計を見るともうすぐ7時。
ご飯、食べちゃったかも――!?
でも、夜食にもなるし……せっかく作ったんだから持っていこう!!
私は、さっそく彬の携帯に電話を掛けた。
――私の気持ちとは裏腹に、なかなか電話に出てくれない……。
忙しいのかな!?
呼び出し音から、留守電に切り替わろうとした時、電話はやっと繋がった。