夢の跡
「なんで?!」
思いっ切り大声で言う。
お兄ちゃんは目をそらす
なんか悲しいような腹が立つような……
泣きそうな顔をしてるのだろう
「茜、ごめん。」

傍にあったクッションをお兄ちゃん目掛けて投げ
お兄ちゃんの部屋を飛び出し自分の部屋に閉じこもった。
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