優しさに甘えて





優夜がどこに居るかなんて分かんなかった



きっと優夜も限界だったんだろう




家に居たくないあたしは
友達の家に泊まったりしてたけど

泊まって帰った日には
母に怒鳴られ暴力を受ける



だからってちゃんと帰っても毎晩、聞きたくもない母の喘ぎ声が聞こえるだけ


しだいに家にいても暴力を受けるようになった




あたしの心はボロボロ




だから、死のうとした





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