優しさに甘えて






「……っ、」



いつもと違うあたしに気付いたのか、いつも以上に優しく激しく触れてくる彼




「…声、我慢しないで?」


いつもは口を手で押さえて声がなるべく出ないようにしてるあたし





いつも、いつも、
璃緒先輩の笑顔がちらつくから




でも今日は彼があたしの手を掴んで押さえ付けた



「…え、……んっ」



そしてあたしの右手と彼の左手が指を絡め繋がれる


…いつもは、こんなことないのに



手と同じように絡まる舌。

その気持ち良さに離れたくなくなってしまう







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