逢いたい夜は、涙星に君を想うから。
――本当はずっと、
心のどこかで思ってた。
自分のせいで、大切な人を失ったのかもしれないと。
そんな自分が許せなくて、苦しくて、
誰かのせいにしようとした。
罪が消えることはない。
だからせめて、大切な人のそばで罰を受けようと思った。
この星屑の中、
誰にも見えない小さな光を
見つけてくれた君へ……
心から思うよ。
君に出逢えてよかった。
最後にもう一度、この景色が見られてよかった。
掴んだこの手を離して
君だけは生きて
この世界で誰よりも、幸せになって――。