☆永久の愛を君に☆

パシッと頭を叩かれ振り向くと、そこには智也が立っていた。



「なーにしょげてんだよ!」



「智也…」



僕は3組の田中と、楽しそうに帰って行くさやかの後ろ姿を見送った。



「服部も一緒じゃねーかよ…あんなんでしょげてたら身がもたねーぞ」



智也が呆れて僕に言う。



「ほらっ行くぞ!」



ポンと背中を押され「ああ…」と僕らは体育館へと歩き出した。
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