☆永久の愛を君に☆
☆勘違い?☆
さやかのママに、朝練に行くから暫く迎えに来れない…と伝えて僕は家を出た。
「ごめんさやか…」
まだ夢の中であろうさやかが、眠る部屋を見上げてから僕は朝練へと向かった。
───…
──…
「ハアッ…ハアッ…じっ…じんたは?」
息を切らしたさやかが教室に駆け込む。
「どうしたのよさやか?!八城君なら来てるけど…」
さやかが僕に駆け寄って来る。
「じんたっ朝練行くならもっと早く言ってよ!あんたのせいで髪が出来てないんだから…直してよね!」
智也が僕をじっと見つめていた。