☆永久の愛を君に☆

教室の前の廊下で智也が待っていた。



「よっ!調子どうだ?」



「ふっ…ぼちぼちかな…」



2人で廊下の窓にもたれ話す。



「さっきお前が出て行ってから…泣きそうな顔してたぜ小野…」



そう言って教室に目をやる。



ベランダで麗奈と話しているさやか…心なしか元気がないような気がする。



何時もはサラサラの髪も、今日は麗奈にしてもらったのだろう…高い位置でひとつにまとめられていた。
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