☆永久の愛を君に☆

僕達はほどけないようしっかり指を絡ませ、手を繋いで歩き出した。



「ねぇじんた…なんであたしのこと避けてたの?」



切ない顔で僕を見る。



「あぁ…3組の田中のせいだよ。」



「田中くん?なんでー!」



「前にさぁ、さやかグランドを赤い顔して眺めてる時があって、そん時丁度3組の男子の体育だったわけ」



「それで?」



「それでもしかして、3組に好きな奴が居るんじゃないかと思ってしまった訳…」



「それが田中くんか…」
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