☆永久の愛を君に☆
秋風が枯れ葉と共に吹き抜ける。
「田中くんは真理子の彼氏だよ?」
「真理子?…って中学一緒だったあの真理子?」
「うんっそうだよ!何勘違いしてんのよバカっ」
ムッとした僕はさやかに言い返す。
「さやかだってさっきのはなんだよー、あれだって勘違いだろ?」
「……うっ///」
真っ赤な顔で俯くさやかは可愛い。
「色々と相談に乗って貰ってたんだ…」
「相談?」
上目使いで小首を傾げる。