☆永久の愛を君に☆

秋風が枯れ葉と共に吹き抜ける。



「田中くんは真理子の彼氏だよ?」



「真理子?…って中学一緒だったあの真理子?」



「うんっそうだよ!何勘違いしてんのよバカっ」



ムッとした僕はさやかに言い返す。



「さやかだってさっきのはなんだよー、あれだって勘違いだろ?」



「……うっ///」



真っ赤な顔で俯くさやかは可愛い。



「色々と相談に乗って貰ってたんだ…」



「相談?」



上目使いで小首を傾げる。
< 42 / 51 >

この作品をシェア

pagetop