選択肢





管理者は目を細め、口を弧にし、口元まで手を持っていき、指を一本立てた。




「いいえ、あと一問です。これが正解できれば、晴れてこの選択肢をクリアしたことになります。そして、約束通りに願いを一つ叶えて差し上げます。間違えれば……わかっていますね?」





ラスト一問か。



イケるはず。




願い事もこの選択肢を進んでいく中で決めた。




この願いは絶対かなえたい。


叶えなきゃいけない。







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