選択肢




「この質問は人気なんでしょうか。何十何百何千数えきれない数の人間が同様の質問をしていますよ」





気持ち悪い笑みを浮かべ、私の周りゆっくり静かに歩きだした。






「ある選択者は死神と言い、ある選択者は天使だとも言いました。勿論、正解を言い当てる選択者もいました」






そして、私の目の前で立ち止まった。





「だから…だから!アンタは何者なのよ?!」





思わず大声を出してしまった。





管理人の目がコワイ。





< 138 / 161 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop