選択肢





管理人の表情は見えないがきっと恐ろしい表情をしているのだろう。





しかし、双子はギュッと力強く手をつないだまましっかりと管理人を見つめていた。








「私は悪魔だが、途中で自分の人生に責任が持てていると判断できれば、願いを叶えた後でもしっかりと見届ける覚悟や意志はある。だが、今までの選択者はどうだ?真実を知り後悔が生まれても結局は他人のだと思っているバカばかりだ。悪魔が与えたチャンスを無駄にするような輩には次の人生をやるには勿体ない」










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