選択肢
嫌いな勉強を死ぬほど頑張り、“トモダチ”もたくさん作った。もちろん化粧も色々研究したりもした。
そして、転機がおとずれたのだ。
中学3年になった頃スカウトされ、モデルという地位についた。私は、心の底から喜んだ。
これで、アイツを“速水桜”を見返せる!!
そう思っていたが、モデルの仕事は思いのほかに忙しく、復讐も何もできないまま年がすぎ、私は死んでしまった。
本当に笑える。
アイツがいなければ私は普通に過ごせたはす。高山くんの恋人にもなれていたはず。
アイツのせいで………。