花の名
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文化祭一日目...
私は朝から緊張していた。
理由は、午後に行われる
のど自慢に出場するからだ。
生徒会役員は
開始二時間前に集合。
直前リハーサルをしていた。
開始時間になり
開会式が終わると
午前の部が始まった。
二年生の劇が二クラス
終わり、お昼になった。
みんな一斉に外に出て
三年生の模擬店へと並ぶ。
午後の部の最初は吹奏楽部の発表から始まる。
その間に芽衣と私は
衣装に着替えて舞台横に
スタンバイする。
吹奏楽部の発表が終わり
のど自慢が始まる。
参加者は四組で、私たちはトリをやることになっていた。
他の三組が終わり
私たちは舞台に上がる。
照明が当てられ
スモークが焚かれた。
歌い始めると歓声があがる。
『乃愛~芽衣~』
みんなの声が聴こえる。
徐々に緊張も解れ、気持ちが盛り上がる。
この瞬間が快感になる。
歌い終わると拍手喝采!
その後、男装女装コンテストが行われ、一日目が幕を閉じた。