好きでごめんね。



そんな…






今まで考えてもみなかった。



はる兄にとって私は幼なじみであり、妹でもあり、好きとか嫌いとか、はる兄にはないと思ってた。



私は、しゃくり上げてはる兄の部屋の前で涙を流すほかなかった。



波「………ぅー……はる兄のばかぁー……っく、ひっく…」



これだけ泣いても、はる兄が私に気付く様子は全くなかった。






………グレてやるっっ!!



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