好きでごめんね。



遥「な?安心しろよ。にぃが波瑠のこと嫌いなわけないんだからさ。もし、嫌いだったら一緒に学校なんか行かないから。」



波「ホントに?」



私は、未だに不安でいっぱいいっぱいの瞳を遥兄にむけた。



遥「そんな顔すんなよ。」



そう言って、遥兄は私の頭をくしゃくしゃと撫でた。



それが、あまりに心地よかったから、遥兄の優しさが私に伝わったような気がした。



遥兄のこと、信じるよ?



私のこと、嫌いじゃないんだよね?



もう、どうなっても知らないからね?



もっと、



もっと、



今までよりずーっと好きになったって知らないからね!



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